備えておけば安心〜耐震補強などでしっかり備えよう〜

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歴史を把握しておく

グラウトのモルタルの歴史

グラウトとは建設工事の現場において、空洞や隙間などを埋めるために注入される流動性のある液体のことをいいます。グラウチングや薬液注入などとも呼ばれています。地盤の補強のためや、鉄工や鉄筋の充填剤・補修材料としてのほか、幅広い用途に使用されています。主な素材にはセメント(モルタル)系、水ガラス系、特殊シリカ系、高分子の合成樹脂などが挙げられます。 モルタルとは、砂とセメントと水を練り混ぜて作られます。流動的で粘性があり、施工性に優れています。その歴史は古く、古代エジプトのピラミッドにもその使用が認められるほどです。 日本ではかつて、住宅の外壁材として広く使われていましたが、工程が複雑で日数もかかるため高コストになります。また、施工後に亀裂が入りやすいため、採用されるのは少なくなっています。

種類と今後の動向について

グラウトのセメント系では、酸性の環境下では固化不良の恐れがありますが、長期の耐久性に優れていて、資材費用が安価であるとの利点が挙げられます。 水ガラス系では、水ガラスを主な材料としてセメントなどの混濁液と反応させます。地下水などが豊富な土地でも安定して使用することができるため、適用する土質が広くなります。価格も安価です。 特殊シリカ系の場合、超微粒子のため、浸透性に特に高いです。土質や地下水等の影響が少なく、長期耐久性にも優れています。ただ、高価となるうえに、作業の手間がかかります。 いずれも土地環境によって使い分けます。場合によっては混合させることもありますし、その他のグラウトを使用することもあります。今後もより価格が安く使いやすいグラウトに注目が集まるのは必須といえるでしょう。